「世界の常識は日本の非常識!」解消なるか?!

「日本の常識は世界の非常識!」と言われて久しい。

電車やバスで寝る人がいるとか、生卵をご飯にかけて食べるとか、外国人が日本に来て驚く数多くのことがあるのだとか。

 

しかし、何よりも「日本の常識は世界の非常識!」更には「世界の常識は日本の非常識!」状態となり、深刻な問題となっているのが、故ジャニー喜多川氏による性加害問題とジャニーズ事務所及びその関係者のみならず新聞やテレビのマスコミがこぞってそれを見過ごし隠ぺいしてきた問題だ。

 

このままでは、極めて異常な少年に対する性加害者を容認し崇拝すらし忖度の限りを尽くしてきた、まさにモラル・ハザード化した野蛮な国 日本として、悲しいかな、海外に極めて恥ずかしいレッテルを貼られるのは必至だ。

 

と思っているところに、経済同友会 新浪剛史代表幹事は次のように厳しく苦言を呈し、ジャニーズ事務所に対して被害者の救済や経営体制の立て直しを強く求めました。

チャイルドアビューズ(若年層への虐待)は絶対あっちゃいけないこと。ジャニーズ事務所を使うということはチャイルドアビューズ(若年層への虐待)を認めることになる。一方で、働いておられるタレントの方々に対しては大変、心苦しい」

 

これが、かつて、江戸時代にキリシタン迫害が盛んに行なわれ、明治維新になってもなかなか止まなかったのが、不平等条約解消に向けて日本の野蛮さを無くす取り組みの一環としてキリシタン迫害をやめたことでようやく終息した様に、「世界の常識は日本の非常識!」に風穴を開け、解消されることを期待したいところです。

 

ところで、もう一つ、「信教自由」に関しても日本は世界標準に比べ甚だ遅れていると言わざるを得ないと感じます。その最も代表的な例とも言える家庭連合に対する一連の出来事において、人権活動家が警鐘を鳴らしていますので、ぜひ、次の動画をご覧ください。

信教の自由専門・著名な人権活動家4名の警鐘【家庭連合(旧統一教会)解散請求は民主主義の危機!】[7:42]

日本における家庭連合(旧統一教会)解散の流れに対し、欧州の著名な人権活動家4名が「中国やロシアの少数宗教に対して採られる措置に匹敵」「世界中の独裁的・全体主義的国家による宗教弾圧を、正当化することになる」と警鐘を鳴らしています。日本政府に対する意見書を参考にしていますが、政府関係者のみでなく多くの方に知っていただきたい内容です。

日本における民主主義の根幹「信教の自由」を守れることを祈っております。

 

0:00 導入

0:43 前提としての一般論①「カルト」「洗脳」について

2:10 前提としての一般論②「背教者」について

2:47 前提としての一般論③「政治活動に積極的な信者がいる宗教団体への敵意」について

3:19 統一教会に対する攻撃は「反カルト運動家の攻撃の典型」

3:56 反対派による攻撃①「霊感商法」というレッテル張り

4:51 反対派による攻撃②「拉致監禁」強制的脱会説得による人権侵害

5:30 反対派による攻撃③「背教者」をメディアに出し政府に働きかける

6:47 家庭連合の解散は「非民主的国家における信教の自由の侵害を正当化」

左からウイリー・フォートレ、ヤン・フィゲル、マッシモ・イントロビーニエ、アーロン・ローズ
左からウイリー・フォートレ、ヤン・フィゲル、マッシモ・イントロビーニエ、アーロン・ローズ